聖書
出エジプト記に進んだ。ヤコブとヨセフの時代は去り、アブラハムの家系についてエジプト人は忘れていった。エジプトにはアブラハムの血筋の者たちが増え、しだいにエジプト人は彼らを厭うようになった。モーセはもともとアブラハムの血筋の子であり、迫害さ…
今日で創世記の通読が完了した。最後は死につつあるヤコブにヨセフが会いに行く話。ヤコブの、生きているうちにヨセフに会うことはないと思っていたのに、いまや孫にまで会えて嬉しいと言う場面には、アブラハムの家系の長い物語を想起させて胸に来る。聖書…
創世記42-43ではヨセフの兄達が父ヤコブを説得して弟のベニヤミンを連れてヨセフに会いに行く。末の弟に再開したヨセフは思わず泣き、ベニヤミンに多くの食べ物を振る舞う。このあたりの描写が切ない。ヨセフの物語はどこまでも寂しい。マタイ13章24-43では…
創世記38-40 創世記38章ではヨセフの兄ユダのエピソードが唐突に挿入されている。ユダはシュアという妻と結婚し、エルとオナンとシェラという3人の息子を得る。そして、エルはタマルという嫁を得るのだが、「主の意に反したので、主は彼を殺さ」れてしまう。…
創世記:36-37 創世記36章ではエサウの系譜についてしばらく説明が続く。その後、ヤコブの息子ヨセフのエピソードがはじまる。 ヨセフはヤコブが年老いてから生まれた子供であるため特別に愛されていた。しかしヨセフは、兄や両親がヨセフにいつかひれ伏す(=…
今後は旧約と新約で見出しを立てて独立に文章を書くことにする。なお、今日以降の聖書通読は、聖書通読表に従って進行している。 創世記:34-35 ヤコブの娘ディナが辱められ、息子たちが復讐する話である。33章までのヤコブとエサウの感動の再開話とは打って…
先日紹介した聖書通読表に従って、今日から新約聖書の通読も旧約と同時並行して行うこととする。 創世記32-33章は、ヤコブが兄エサウのもとへと帰還するまでの話が書かれている。途中でヤコブは真夜中に何者かに襲われ、格闘することになる。実はその格闘し…
しばらく聖書の通読を自己流で行っている。しかし自己流なのでこういうやり方で良いのかが不安になる。そこで聖書を通読するための指南サイトがないかを平行して探してみたら、以下のサイトがあった。 聖書通読表 聖書を通読するためのガイドや通読表が配布…
創世記の30章から31章までを読む。家から出たヤコブがラバンという男と出会い、そこでラケルという女性に出会い、ラバンのもとで働くことを条件に妻とすることになる。しかし、ラバンはラケルの姉のレアをさきに結婚させたかったためにヤコブを騙し、さきに…
今日は創世記の20章から29章まで読み進めた。アブラハム・イサク・ヤコブの3代に渡る物語がメイン。この辺りではしきりに、妻が美しすぎて自分が殺されてしまうのではないかと恐れ、妻を妹として他国に入ってはいざこざが起きて追い出されるという描写が登場…
今日から聖書の通読を始めることとする。創世記のエピソードには馴染みがあるので、一度読み始めるとすらすらと読める。19章までのエピソードは天地創造からはじまり、楽園追放、カインとアベル、ノアの方舟、バベルの塔、そしてソドムの滅亡などの有名エピ…
先日、聖書の選択に迷っているという記事を書いたが、結局のところ新共同訳聖書にすることにした。理由は単純で、新改訳聖書が手を伸ばせるところにあることに気がつき、それならば別の翻訳版を持っていたほうがいいだろうと思ったからである*1。 翻訳は新共…
細々と手元にあるギデオン協会の新約聖書を読みはじめている。ただ、聖書の通読は旧約から始めるのがよいと思うので、きちんと新旧約聖書を買っておきたいところだ。 ただ聖書を買うときに悩むのは、どの翻訳のバージョンを選ぶかということだ。聖書に触れた…